シットアップベンチを使った腹筋トレーニング方法とそのメリット・デメリット
2024.10.4 ジム小田原店
シットアップベンチを使った腹筋トレーニングの方法

シットアップベンチは、傾斜を調整して腹筋トレーニングに負荷をかけることができる非常に便利な器具です。特に、初心者から上級者まで広く活用できるため、ジムや自宅での腹筋強化に最適です。
基本のシットアップトレーニング方法

- ベンチの設定シットアップベンチの角度を調整します。角度が急なほど、トレーニングの難易度が上がります。初心者は浅めの角度から始め、徐々に強度を上げていきましょう。
- スタートポジションベンチに仰向けになり、膝を曲げ、足をベンチのフットパッドに固定します。両手は頭の後ろに軽く添えるか、胸の前で交差させます。
- 動作開始腹筋を意識して上体をゆっくりと起こします。このとき、背中を丸めるのではなく、腹筋を使って引き上げることが重要です。肩甲骨がベンチから離れる程度まで持ち上げたら、上体を一瞬静止させましょう。
- 動作終了ゆっくりと上体を元の位置に戻します。勢いで戻すのではなく、コントロールしながら下ろすことで、腹筋にしっかりと負荷をかけます。
この動作を10~15回程度繰り返し、3セットを目標に行います。慣れてきたら、角度をきつくしたり、手に重りを持つなどして負荷を増やすことができます。
シットアップベンチを使うメリット

- 負荷を調整できるシットアップベンチは角度を調整できるため、初心者から上級者まで対応可能です。高い角度に設定すれば負荷が増し、腹筋をより強力
に鍛えることができます。 - フォームをサポートベンチが体をしっかり支えることで、安定したフォームを保ちながらトレーニングが行えます。これにより、背中や首への負担を減らし、腹筋を効果的にターゲットにできます。
- 下腹部にもアプローチ通常のシットアップでは上腹部が主に鍛えられますが、シットアップベンチでは体を下げる範囲が広がるため、下腹部にも効果的にアプローチできます。
- 初心者に優しい通常の床でのシットアップよりも、足を固定できるため安定感があり、特に初心者には安全で取り組みやすいです。正しい姿勢を保ちやすい点も利点です。
シットアップベンチを使うデメリット

- 器具が必要シットアップベンチは場所を取るため、自宅に設置する場合はスペースが必要です。また、ジムに通う時間やコストがかかる場合もあります。
- 特定の筋肉に集中しがちシットアップベンチでは主に腹直筋を鍛えますが、他の体幹の筋肉(腹斜筋や背筋など)は補助的にしか使われません。バランスよく筋肉を鍛えるには、他のエクササイズと組み合わせる必要があります。
- フォームを誤るとケガのリスクベンチを使っても、フォームが間違っていると腰や首に負担がかかり、ケガのリスクが高まります。特に初心者は正しいフォームを意識し、勢いをつけて上体を起こさないように注意が必要です。
- 単調になりやすいベンチを使ったシットアップは、繰り返し行うと単調に感じることがあり、モチベーションを保つのが難しくなるかもしれません。他のトレーニングと組み合わせて、バリエーションを増やすことが重要です。
まとめ
シットアップベンチは、腹筋を効果的に鍛えるための優れたツールです。負荷を調整でき、初心者から上級者まで幅広く活用できる点が大きなメリットです。ただし、器具の設置や正しいフォームに注意し、他のトレーニングと組み合わせることで、よりバランスの取れた体幹トレーニングを目指しましょう。








