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隙間時間にできる60代向けのお腹に効くトレーニング

2024.10.1 ジム小田原店

年齢を重ねると、多くの方が感じる「ポッコリお腹」。特に60代になると、基礎代謝が低下し、筋力も減少するため、お腹まわりに脂肪がつきやすくなります。しかし、日常生活の隙間時間を利用してお腹を鍛えるトレーニングを取り入れることで、無理なくお腹を引き締めることができます。家事の合間や寝る前の10分程度の時間を使い、無理なく続けられるトレーニング方法と食事のアドバイスを紹介します。

 

 

1. 隙間時間を有効活用!10分でできるお腹に効くトレーニング

隙間時間を使ったトレーニングの魅力は、忙しい日常の中でも気軽に取り組めることです。家事の合間や寝る前など、少しの時間を利用して行えるトレーニングを以下に紹介します。

 

1.1 キッチンやリビングでできる「立ったまま腹筋」

立ったままできるトレーニングは、家事の合間に気軽に行えます。特に料理中や掃除の合間に取り入れやすいです。

 

やり方

  1. 足を肩幅に広げ、背筋を伸ばして立ちます。
  2. 両手を頭の後ろに組み、片膝を持ち上げながら対角線の肘を膝に近づけるように体をひねります。
  3. 反対側も同様に行います。これを左右交互に10〜15回繰り返します。

この動作は、腹斜筋(お腹の横の筋肉)を鍛える効果があります。立ったままできるため、いつでも気軽に取り組めるのがポイントです。

 

1.2 ベッドでできる「寝たままレッグレイズ」

寝る前にベッドの上でできる「レッグレイズ」は、下腹部を引き締めるのに効果的です。体をリラックスさせながらトレーニングを行えるので、就寝前の運動として最適です。

やり方

  1. 仰向けに寝て、両足をまっすぐ伸ばします。両手は体の横に置きます。
  2. 息を吐きながら、両足をゆっくり持ち上げ、床から30〜45度の角度になるまで上げます。
  3. 息を吸いながら、ゆっくり元の位置に戻します。この動作を10回繰り返します。

レッグレイズは、下腹部の筋肉を集中的に鍛えるため、特に下っ腹のポッコリを引き締める効果が期待できます。

 

1.3 椅子を使った「シットダウン腹筋」

椅子を使った腹筋トレーニングは、座りながらお腹を鍛えられるので、テレビを見ている時間や休憩中に手軽に取り組めます。

やり方

  1. 椅子に浅めに座り、背筋をまっすぐ伸ばします。
  2. 両手を椅子の両脇に軽く置き、膝を少し曲げた状態で両足を持ち上げます。
  3. 息を吐きながらお腹に力を入れ、膝を胸に近づけるようにゆっくり引き寄せます。
  4. ゆっくり足を元に戻し、これを10回繰り返します。

このトレーニングは、腹直筋(お腹の中央の筋肉)を効果的に鍛えることができ、座って行うため腰や膝への負担も少ないです。

 

1.4 家事の合間にできる「カウンタープランク」

キッチンや洗面所などで、カウンターやテーブルを使って行う「カウンタープランク」は、体幹を強化しながらお腹周りを引き締めるのに役立ちます。

やり方

  1. キッチンカウンターやテーブルに両肘をつき、足を後ろに伸ばして体を一直線にします。
  2. お腹に力を入れて、腰が反らないように注意しながら、20〜30秒間キープします。

この簡単な体幹トレーニングは、全身の筋肉を使いながら、特にお腹周りの引き締めに効果があります。キッチンで料理をしながらでも取り入れやすいです。

 


2. トレーニング頻度の目安

隙間時間を活用したトレーニングは、無理なく続けることが重要です。60代の方にとっては、週に3〜4回程度を目安にするのが理想的です。短時間のトレーニングでも、継続することでお腹周りの筋力アップや基礎代謝の向上が期待できます。

  • 週3〜4回を目指す:週に3〜4回、1回あたり10分程度のトレーニングを続けることで、無理なくお腹を引き締めることができます。
  • 休息日も大切に:毎日行うのではなく、トレーニングの合間に休息日を設けて筋肉を休ませることも重要です。休むことで、体が回復し、より効果的にトレーニングを行えます。
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3. 食事の改善でポッコリお腹を予防

トレーニングだけでなく、食事にも気を配ることが大切です。60代になると、代謝が低下するため、食べ過ぎや偏った食事が原因でお腹周りに脂肪がつきやすくなります。以下の食事のポイントを意識することで、トレーニング効果を高めることができます。

 

3.1 タンパク質を積極的に摂る

筋肉を維持・増強するために必要なタンパク質をしっかり摂ることが重要です。筋肉が増えることで基礎代謝が向上し、ポッコリお腹の予防に繋がります。鶏肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などのタンパク質をバランスよく摂りましょう。

 

3.2 食物繊維で腸内環境を整える

食物繊維は、腸内環境を整え、便秘の予防に効果的です。便秘が解消されると、ポッコリお腹も改善されやすくなります。野菜や果物、全粒穀物を積極的に取り入れ、1日あたり20g以上の食物繊維を目標にしましょう。

 

3.3 過剰な糖分・脂肪分を控える

砂糖や加工食品に含まれる過剰な糖分や脂肪分は、脂肪の蓄積を促進してしまいます。甘い飲み物やスナック菓子、揚げ物などは控えめにし、できるだけ自然な食材を使った料理を心がけましょう。

 

3.4 水分を十分に摂る

適度な水分摂取も大切です。水分が不足すると代謝が低下し、脂肪燃焼が進みにくくなります。1日に1.5〜2リットルの水を意識的に飲むことで、代謝をサポートし、脂肪の燃焼を促進します。

 


4. 無理なく続けるコツ

60代になると、無理な運動や過度な食事制限は体に負担がかかります。大切なのは、無理なく続けられる習慣を作ることです。隙間時間を使ったトレーニングは、短時間で簡単にできるので、日々の生活に取り入れやすいです。さらに、食事の見直しを加えることで、トレーニングの効果をより高めることができます。少しずつでも続けることで、気づけばお腹が引き締まり、健康的な体型に近づけるはずです。ぜひ、隙間時間を活用したトレーニングとバランスの取れた食事で、ポッコリお腹を解消しましょう。


この記事が、日常の隙間時間にできるトレーニングの参考になれば幸いです。無理なく、楽しく続けて、健康的な生活を目指してみてください。


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